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ラーメン

昨日は、マーチン ルーサー キング デーでお休みでした。
お昼を何にしようかと皆で話たら、みんなラーメンが食べたい!!と言う事でした。

そこで、私は下の子達のラーメンを作り、次男は次男と長男のラーメンを作る事にしました。
次男と長男のラーメンは激辛のラーメンです。

次男は3個のラーメンを作ろうとしていましたが、私は「2個で良い!」と言いました。

そのまま下の子達のラーメンを作り、下の子達に食べさせていると次男もラーメン作りに取りかかりました。
ふと見ると、3つのラーメンのたれ。

母 = あれ!! 『2個作りなさい』って言ったのに、何で3個なの?!!
次男 = えっ?? そう言った?

母 = 言ったよ!!
次男 = 聞こえなかった。知らなかったよ。ごめん。

母 = 何が「ごめん」よ?!!!
お母さんは、はっきりと2個作りなさいって言ったのに、「聞こえなかった。」って何事!!
いつも次男はそうじゃない。
何かお母さんが言っても、『あれ〜、そう言ったの? 聞こえなかったよぉ。』ってね。
あなたは小さなことに誠実でないよ。

次男 = ごめんね。
母 = お母さんはラーメンのことを言っているんじゃないよ。
3個食べたかったら、「お母さん、僕と長男じゃ2個では足りないよ。3個作っていい?」って聞けば良いじゃないの。
それを、お母さんがはっきりと言ったのにも関わらず、お母さんの言った事を無視して、自分のしたい様にする。
そして、お母さんから意見をされたら、「そうだった〜?」なんてとぼけて。
お母さんにその手は通じないわよ!!
聖書の中にあるでしょう。
小さなことに忠実でない者は、大きな事にも忠実ではないって!

あなたは「小さなことだから、お母さんの言う事を無視しても良いや。」って思うでしょうけれど、だからこそ、お母さん達はあなたの事を信用できないのよ!!!

次男 = (涙をうっすらと浮かべ、Tシャツでその涙を拭きながら)、、、ごめんね。
母 = 誠実になるってとても難しいんだよ。
小さなことから誠実になる様に心がけないと!!
この家にある物は、全てお父さんとお母さんの物なのよ。
あなたが自分のお金で買った物なんて何一つないじゃないの。
それを、お母さんに聞きもしないで自分の物と思い込み、いつも勝手に使うじゃないの!
電気代もガス代も水道代も全てお父さんが働いたお金から払っているって知っているの?!!


次男 = (すっといなくなる。)


父 = ねぇ、、、次男は謝ったんじゃないの?
母 = 謝ったわ。
でも、謝ったら全て事は丸くおさまる。
『謝ったら、謝った相手は必ず赦さないといけない。』なんて思い込んで欲しくないわ!
自分の取った責任として、お母さんから小言を聞く事も大切だと信じるわ!!
もちろん、謝ったら赦さないといけないけれどね。
でも、私の怒る気持ちもしっかりと理解をして欲しいわ!

母は、いつもの次男の仕草に怒りが止めやらず、黙り込んでしまいました。
(ちょっと大人げなかったです)


子供達はラーメンを食べて、お昼の片付けをしています。
母は、ソファーに座って、長女のスカーフを編んでいました。

次男 = お母さんお水を飲んで良い?
長男 = 『お水を飲んで良いでしょうか?』だろぉ。。

次男 = あっ! お水を飲んで良いでしょうか?
母 = いいよ。

次男 = 水の中に氷を入れてもいいでしょうか?
母 = いいよ。

と、ここまで言ったら吹き出してしまいました。



いつも子供達には「小さなことにも忠実に!」と教えているのですが、なかなか難しい事です。
諦めずに、どんな小さなことにも誠実に生きる人間になってくれる様に育てて行きたいです。




水曜日の午後、うちに「セラピストもどき」の人(アンジェラ)が来てくれます。
*この「もどき」と言うのは、セラピストとしての学校は行っていないけれど、その仕事をしていると言うものです。
里子君の為に州から送られてくるのです。
もちろん州はこのアンジェラに1時間分のお金を、私たちの税金から払います。
そして、1時間いてセラピ活動をしたと言う事で、時間を書いた用紙に私がサインをする事になっています。

アンジェラの来てくれる時間は、3時から4時までの1時間です。
でも、彼女は5−10分遅れたり、5−10分早く帰ったりします。
私はちょっと嫌な思いをしていましたが、「まぁいいかな。」とそのままにしていました。
12月の第1週目に来てくれた時には、なんと20分早く帰りました。
私はそれにサインをしなくてはいけません。
彼女は、家に来た時間は書いていても,終わった時間は書いていません。
「う〜ん、もう来なくても良い。」って言おうかなぁ。と思いつつもそのままにしていました。

第2週目は、うちの里子君が病気でセラピを受けられない状態でした。
私はすぐにアンジェラに電話をし、「今日は来てもらわなくともいい。」と伝えました。
彼女は、「ちょっと用紙を渡すだけだから、すぐに帰るから。」と言って家に来ました。
家に来て、用紙に書いてある事を説明をしてくれました。
うちには約15分いました。

彼女が帰る時に
アンジェラ = 折角ここに来ているんだから、ここに来たってサインをしてくれない?
私 = えっ? だってあなたは1時間はいないでしょう。時間はどう書くの。

と、見てみると、20分早く帰った第1週目の所には、しっかりと4時と書いてありました。

アンジェラ = う〜、あの。。。1時間単位にしか時間はかけないのよ。
と言い、15分しかいないのに、4時と書きました。

私 = これって、うそでしょ。
アンジェラ = う〜ん、違うわ。子供が病気の時には早く帰ったって言えるのよ。
はい、ここにサインをして!

私は言われるままサインをしましたが、彼女が帰った後とても嫌な思いが押し寄せてきました。
彼女が州をだまして、お金を巻き取ろうが私には関係のない事です。
でも、私がサインをする事で、彼女の手伝いをしていると言う事が嫌だったのです。

その日は1日中嫌な気分で、子供に当たりまくりました。

「こんな思いは二度としたくない。」と思い、すぐにアンジェラの上の人(カレン)に連絡をし、「もう彼女は来てくれなくともいい」と伝えました。

なんとアンジェラはそのカレンに、「私は4時が5分か10分前まで千絵子の家にいたわ。」と言い切ったそうです。


長男にその話をすると。
人はいつも嘘をついていると、それが嘘なのかどうか、罪なのかどうか分からなくなってくるんだよ。
そして、後には全く罪悪感を感じなくなるんだよ。
僕たちはその気持ちをなくしたくはないよね。

との事。


だからこそ、小さなことにも忠実にと言う事を、しっかりと学んで欲しいです。


聖書
ルカ 16章10節
小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。






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by chieko-2 | 2009-01-21 02:13 | 子育て,子供の意見、しつけ | Comments(2)
Commented by akiko at 2009-01-22 01:54 x
Chiekoさん。

小さなことにも忠実に。
これを守らない人は苦手です。


なので、アンジェラのような態度を取られたら、とってもイヤな気になって、心が揺れます。

Chiekoさんの対応に素晴らしい!と思います。
冷静に距離を置く。
見習いたいです!

次男君も学んでるんですね!
小さなことに忠実に。
大切なことだと思います。

次男君、将来有望♪
頑張れ次男君☆
Commented by chieko-2 at 2009-01-24 09:59
** 晶子さん
私も誠実でない人には嫌な思いを抱きます。
でも、私も時々誠実でない自分を見つけます。
「私は主の民なのに誠実でない。」
それを知った時に、胸に痛みを感じる時があります。
それを知った時にと言うのは、気づかないうちにしている時です。
自分の罪から来る事です。
でも、アンジェラの様に堂々と不誠実さを出している人は本当に苦手です。

次男の応援をありがとうございます。


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