りなちゃんの友達Aさんからのメールの一部
確か2月の終わりか、3月の初め(りなちゃんが日本に帰る前)に一度食事をした時 「私を救ってくれた人がいるんだ。 その人のブログを何かのきっかけで読んだら すごい興味深くて。 この人なら私のことをわかってくれるかもしれない。 って思ったの。 それでコメント(確かこういってたような。。。)を書いたのがキッカケで、 メールを交換して私の心の闇を全て吐き出したの。 本当に素敵な人だった。 本当に彼女に救われた。 会いたいなあ。」 なんて言ってたのを覚えています。 その時は「へ~そうなんだ~」なんて聞いていました。 本当にその時から、りなちゃんは見る見るうちに明るくというか、生きる気力を取り戻したかのようになりました。 彼女は以前いつ死んでもおかしくないような精神状態でした。 彼女が元気ある時(普通の状態の時)でも、他人から見れば暗く、大丈夫かなって思わずにはいられない感じでした。 時折見せる笑顔も引きつってるというか、ムリしてるというか。。。。そんな感じでした。 千絵子さんと出逢ってからのりなちゃんは輝いてました。 誰もが驚いたことです。 確か今年の3月中旬くらいだったと思います。 その時彼女は日本に帰っていて、体調が悪いと言って病院に行ったそうです。 私も詳しく聞いてないのですが、「ガン」とは聞きました。 今までも体調や具合が良くないということは、たびたび言っていたのですが、あまり気にとめず病院に行かなかったらしくて。 遅かったそうです。 「余命は4~5ヵ月でしょう。」と医者に言われたそうです。 その直後に私と、もうひとりの友達に電話があり告知してくれたのですが、とても余命を聞いた後の人とは思えないほど明るく気丈な声でした。 本当に里奈ちゃんははつらつとした声で、 「私には天国で待ってくれている彼と赤ちゃん。 そして何より神様がいるから本当に何も怖くない。」 と言っていました。 ご家族の話では、日本に帰ってからすぐ教会に通いはじめ、入院中も教会の方に頼み、毎日牧師さんに30分ずつくらい病室に通ってもらい、お祈りを欠かさなかったそうです。 体調のいい日には教会へ行き、体調が悪化しない限り何時間もお祈りをしていたそうです。 りなちゃんからの願いで もし自分がいなくなったら、私の事をどうにかして千絵子さんに伝えてほしい。 そして、死んだあとでもいいから千絵子さんのいるところに行ってみたいなあ。 りなちゃんのお母さんからのメールの一部 りなは胃癌でした。 前から体調が悪く心配していたのですが、今年に入って我慢できないというので一度日本に帰ると言って帰ってきたのです。 発見が遅すぎて、あと半年も持たないだろうと言われていました。 痛みは辛いようでしたが、余命などに関しては全く恐れを持っておらず、むしろどこか今までのりなより何か希望を持っている感じが 彼女からは感じられました。 六月後半からは最後の最後に激しい痛みを伴ってるようでしたが、最後までモルヒネなどの薬による鎮痛剤を拒み続け闘っておりました。 りなから千絵子さんのお話を聞いていて、全て打ち明けたということも聞いております。 私も毎日りなと一緒に泣いてしまったこともあります。 りなの精神状態も本当にひどかったのでひと時でも目が離せない状態だったのです。 正直りなが「新しいことをして変わりたい。アメリカに2年間行かせて欲しい」と言い出した時は「死にに行くんではないか」と断固反対しました。 しかし主人が「何か変わるかもしれん。行かせてやれ」ということで、断腸の思いで見送ったことを今でも鮮明に思い出します。 アメリカに行ってから一年ほどは本当にただ普通に過ごしていました。 時折電話やメールで「楽しい?」と聞くと 「日本よりはまだ気が紛れる」だなんて言っていました。 それが今年の二月の下旬くらいから、 電話でもパッと人が変わったように明るくなったのです。 「自分に光をくれた人がいる」と言っていたのですが、それが千絵子さんだったのですね。 日本に帰ってきて三日目だったと思います。 急にりなが晩御飯の食卓で 「ねぇ、ママ。彼と赤ちゃんは何してると思う?天国にいるんだって。私たちが想像も出来ない様な素晴らしい所で、神様とみんな一緒にいるんだって。安心だよね」と言っていたことを覚えています。 そして急に教会にもせっせと通いつめたのです。 私たちがどうしたの急に?と聞くと千絵子さんとの交流の話を聞かせてくれました。 癌告知、余命宣告も受けてからも落ち込んだ素振りは全く見せず、それどころかさらに明るくなったように見えました。 もちろん私たち家族のほうが悲しみにくれていましたが、 「どうして悲しむの?神様に会えるのよ。いつになるかはわからないけどお父さんもお母さんもクリスチャンになったらみんなで同じところで会えるのよ。 何も悲しみも苦痛もないところでみんなで幸せに暮らせるの。私は一足早くそこに行けるだけ。」 と、言っていました。 たまたま近所にあった教会だったのですが、とてもいい方たちで、牧師さんも事情を知って、りなが病室から出るのが辛い日には毎日 病室まで来てくださり、数十分りなと一緒にお祈りをしてくださりました。 洗礼もその牧師さんにしていただきました。 そして、六月三十日の朝、家族や親しい友達などに見守られ息を引き取りました。 みなさん、私たちの神様は生きておられます。 全知全能の神様だから、りなちゃんが癌でこの世での時間がどれだけあるかもご存知でした。 だからこそ、私とりなちゃんを会わせてくださったのです。 私を通して、りなちゃんに天国の素晴らしさ、主イエス様の愛の素晴らしさを伝えてくださったのです。 そして、主イエス様を知る私達は、死を恐れません。 それは、キリスト者の私達が死んだ後どこに行くかもしっかりと知っているからです。 主イエス様に栄光あれ! 人気blogランキングへ 応援のクリックをお願いします。
by chieko-2
| 2012-05-09 21:12
| 全能の主
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Comments(10)
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うさぎ
at 2012-05-09 21:41
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りなさん、受洗されていたのですね。
毎日、りなさんを訪ねてくださった、 牧師先生にも感謝です。 癌の痛みの中、主を喜び、感謝し、希望を持ち、 彼女の生きる姿を持って、 主の素晴らしさを、ご家族やお友達に, 証ししておられたのですね。感動で涙がこぼれました。 主は本当に素晴らしいです。 神様が千絵子さんのブログを用いて、りなさんを救われ、 そしてきっと、りなさんのご家族やお友達も救われる事を思うと神様のご計画の深さを感じずにはいられません。
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千絵子
at 2012-05-09 22:40
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** うさぎさん
アーメン!!!! 本当に私達の信じる、主イエス様は素晴らしいお方です。 どんなに辛くてもいつも希望を持てるのは、主イエス様に知られているからです。 私もきっと、りなちゃんのお友達やご家族の方が、主イエス様の民に加えて頂けると信じてなりません。 そうでなければ、どうしてりなちゃんと私を会わせて、主の愛を示されたのでしょう。 主イエス様に期待します!!
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at 2012-05-10 15:21
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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chieko-2 at 2012-05-10 21:23
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ヨッコ
at 2012-05-11 06:44
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アーメン!
御無沙汰しています。 ここのところ忙しく、久しぶりに千絵子さんのブログを訪問しました。 りなちゃんの人生を涙流しながら一揆に読み終えました。 途中で読むのをストップできませんでした。 多くの方がこの証で救い主のイエス様の元に来られますように。 ハレルヤ!
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千絵子
at 2012-05-11 09:04
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** ヨッコさん
こんにちは、お久しぶりです。 コメントをどうもありがとうございます。 りなちゃんに天国で会えるかと思うとワクワクしてしまいます。 そして、りなちゃんの証が、多くの人々の励みになれば感謝です。 主イエス様のご計画に感謝します。
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かっちゃん
at 2012-05-11 10:13
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無神論者の僕がコメントしにくいのですが、イエスさまを居る、居ないの論議は兎も角として、千絵ちゃんは生き神さまです。
人にはそれぞれ役目があって生きていると思うのですが、狭い家庭や家族だけしか愛せない人の多い中、千絵ちゃんは持っている愛を多くの人に注いでいるように思います。千絵ちゃんに触れた人は善人になってしまうようですね。苦しみを持った人は肩の荷物を下ろすことができてしまうようですね。
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千絵子
at 2012-05-11 10:23
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** かっちゃん
ちょっと、かっちゃん。 ほめすぎだよ。何だかくすぐったくなっちゃう。。。 かっちゃんはまだ私の意地悪な所を見た事がないからなぁ。。。 小さな事で怒るし、子供達を怒鳴りまくるし、意地悪なことを言うし。。。 (今日も意地悪なことを言ってしまって。。。反省) 何だか次回、日本に帰った時にかっちゃんに会えなくなっちゃうなぁ。 でもね、もし私を「優しい」と思ってくれるのであれば、それって私自身ではないのよ。 主イエス様が私の心にいてくださるからできる事なのよ。 主イエス様が私の心にいてくだされないと、本当にただの「意地悪人」です。
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kattyan62 at 2012-05-12 12:19
怒る? 怒鳴る? 想像できませんね。 シェーナちゃんと大阪へ寄ってくれた時の笑顔が印象的で、怒ったり怒鳴ったり、意地悪するって想像もできません。僕が仕事をしていた頃は駆け引きをし、人を騙してでも稼ぐことを善と思っていましたが、ブログでは赤心で会話をしています。
※赤心=とことんの正直
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千絵子
at 2012-05-13 02:58
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