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次男の信仰 (その2)

先週の木曜日、次男がまた悪さをしました。
どんな事かブログに書けないような事です。
前からも良くその悪さはしていたのですが、ここの所聖書も読む様になったから大丈夫かなという安心がいけませんでした。

次男が学校に行ってから、その事に気づいた母。
すぐに夫に電話連絡。

その日は本当に腹が立って腹が立って、次男がその場にいたら彼のほほをパンチしていた事でしょう。


次男が学校から帰って来た時。私は何にもなかったような振りをして「あら、お帰り。」と迎えました。
彼が何か言うかな? と思っての事です。
でも全く何もなし。
夫はすぐに私の所に来て、次男を叱りつけました。

夫と次男と話をしている時に、次男が「お母さんごめんね。」と。
母 = えっ?!! 私に「ごめんね」ですって。
私にではなく、あなた自身に「ごめんね」でしょ。
自分は立ち直りたい、と言いながらなかなか立ち直れなくてごめんね。
悪いと思いながらしてしまった、自分の弱さにごめんね。
主イエス様に祈れば、きっと主イエス様は助けてくださったのに、祈る事さえしなくてごめんね。
主イエス様につばを吐きかけるような事をしてしまってごめんね。でしょう。

今日だって、あなたが何か言うかしら、自分から謝ってくれるかしら?って思って、何も言わずに「お帰り。」って笑顔で迎えたでしょ。
あなたにチャンスをあげたにもかかわらず、全く知らん顔で「今日の夕食は何?」ですって。
全く反省の気持ちがないんだから。
あなたは本当にクリスチャンなのかしら?

次男 = (泣いて怒鳴る)僕にどんなひどいことを言っていいけれど、僕がクリスチャンでない、なんて事は言わないでよ。

母 = あら、主イエス様の愛は、あなたの言動で現す物よ。あなたの言動は全く主イエス様から遠く離れているじゃないの。
あなたは主イエス様を本当に愛しているのかしら?聖霊様を心に持っているのかしら?
この前の事よ。
私が昔の日記を読んでいたのよ。その時に次男からの手紙が出て来たの。
私は何となくその手紙を読み返していたら、長女が私のそばに来て、一緒に読んでいたわ。
長女は読み終わった後
「次男はさぁ、ひどいことをして、いくらごめんねって言ったって、心の底から言っているのかしら?っていつも思っていたよね。
でもこの手紙には、何回も何回もごめんねって書いてある。本当に謝っているんだよね。
こんな次男は見た事がない。
私ね、いつもベットに入ってから次男の事を祈っているのよ。
お父さんとお母さんが、次男と口論をしている声が聞こえた時なんか特にね。
時々、本当に次男は主イエス様のいる天国に行けるのかしら?って心配になる時があるの。
その時も必死で祈るの。次男に天国に行って欲しいもの。
でもこの手紙、次男の優しさが出ている。
次男に会いたくなった。」
と言って、泣き出したのよ。
君よりも5才も年下の妹が、あなたの事を心配して、毎晩ベットの中で祈っている姿を想像できる?

次男は拳で涙を拭きながら聞いていました。
そしてそのまま、自分の部屋に行きました。

次の朝、次男は何にも言わずに夫とマクドナルドに向かいました。
もっと次男と時を過ごそうと前回決めたのです。
それから毎金曜日の朝、次男と夫はマクドナルドで朝食を食べ、夫はそのまま次男を学校に連れて行きます。

お昼過ぎ、私が出先から帰って来たら、夫が「次男からテキストが来た。」と言い、見せてくれました。
「お父さん、本当にごめんなさい。今日、学校で新約聖書のテトスへの手紙を読んだ時に、胸にぐっと来る物があった。本当にごめんなさい。お母さんにも謝っておいてね。」

母 = どうしてきちんと母にテキストを打てないのかな?!

次男が学校から帰って来た時、長女と次女は体操教室、三男と四男はテニスで家にいるのは私と下の二人だけ。

次男は鞄もおろさずに、私のいる台所に来て話をし始めました。

次男 = 僕は、近頃聖書も読んでいるし、神様との時も持っているから、もうあやまちは起こさないって自身があったんだ。
どうしてあんな事をしたか自分でも分からない。お母さん、本当にごめんなさい。
母 = 高慢があったのね。誘惑が心に起こった時に、どうして祈ろうとしなかったのか分からないわ。
主イエス様はとても誠実なお方、あなたが祈ったらきっと助けて、あなたに力を与えてくださったでしょうに。

次男 = 自分でも分かっている。自分で克服する、なんて僕の高慢さだったんだ。
なんだかさぁ、聖書を読んで祈りをして、主イエス様に近づけば近づく程、色々な誘惑が僕に押し寄せて来る。
聖書を読めば読む程、もっと色々な事がわからない事を発見する。

母 = 悪魔はさ、目に見えないけれどあなたを渡したくないのよね。だから誘惑も沢山送るわよ。

次男 = 本当に辛いんだよね。

母 = ここに父さんと母さんがいる事を忘れないでね。一人よりも三人一緒に頑張った方が力強いんだから。
母さんはさ、クリスチャンになる前なんか占いに本当にこっていたのよね。トランプの恋愛占いなんかも良くしたわ。
母さんのトランプ占いは良く当たったのよ。
クリスチャンになってからの1週間、とっくりセーターを着ている訳ではないのに、いつも首を絞められている感覚があったわ。首が苦しくって、いつも手で首をさすっていたわよ。
笑われるかもと思ったけれど、父さんに話したら、すぐに祈ってくれたわ。

次男 = そうだったんだ。。。。
僕は頑固なんだよね。勿論その頑固さも主イエス様が与えてくださったと信じている。
いつも祈りの中で、母さんみたいに、頑固さを主イエス様への信仰に代えてください。ってね。

母 = 私はさ、いつも自分は弱い信仰しか持っていないって思っているよ。
だからこそ、主イエス様に「あなたの力を下さい。」って祈れるんだよ。主イエス様の力があるから強くなれるんだよ。良い意味の頑固になれるんだよ。

次男 = 今日、テトスへの手紙を読んで、なんか本当にジンと来る物があったんだよ。
母 = 学校に聖書を持って行っているの?
次男 = 携帯の中に聖書を入れていて、学校で読んでいるんだよ。

母 = 聖書はさ、マクドナルドで食事をするようでなく、高級レストランで食事をするがごとく読むんだよ。
がつがつ読むんじゃなくって、味わいながら少しずつね。
そして、主イエス様が語られるまで読むんだよ。
時には何ページも読んでも心に響かない時もあれば、たった1行読んだだけで、ぐっと胸に混み上がる物がある。
その時が「主イエス様が語られたとき」だものね。

次男 = うん。わかっている。


その夜、夕食を食べてから次男と近くのレストランにデザートを食べに行きました。
私は、キャラメルのチーズケーキ。次男はオレオクッキーのミントアイスクリーム。
次男の信仰 (その2)_b0091689_1123212.jpg次男の信仰 (その2)_b0091689_11241721.jpg

デザートを食べて家に帰る車の中で

次男 = お母さん、僕は兄弟の中でも一番の特別な子なのかなぁ。そう思う?
母 = そうよ。あなたは特別よ。それはあなたの小さい時から何回も話したじゃないの。
あなたは主イエス様の力強い働き人になるってね。

次男 = うん、そうだよね。


今回が次男の最後の悪さになって、心底変わってくれる次男を期待しています。





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by chieko-2 | 2012-11-20 11:40 | 全能の主 | Comments(7)
Commented by こんばんは at 2012-11-22 14:32 x
お久しぶりです。
子供のお仕置きについて色々教えて頂いた者です。

最近は娘達も素直になり悪い事をしても泣きながらですが
素直にお尻を出せるようになりました。
海外の友達からお仕置き用のムチ…ケインって言う物を送っていただいて一回使ってからは相当痛かったようで素直になったようです。

ちえこさんのご家庭でもまだ長女ちゃんもお仕置きされてるんでしょうか?

Commented by ちばゆう。 at 2012-11-23 14:47 x
涙が出ました。
長女ちゃんの優しさ。
次男君、もうちょっとです!
何があったかわからないけれど、次男君が御両親の気持ちを聞き、それに向かって頑張ると言う為に、主イエス様が起こされた出来事だと信じます。
一人よりも二人、そして三人。
私まで力がわいてきます。
次男君の事、お祈りします。
素晴らしいお話しを教えて頂いた、千絵ちゃんにも感謝します。
Commented by chieko-2 at 2012-11-26 06:07
** こんばんはさん
こんにちは、どうしていらっしゃるだろうかと思っていました。
ご連絡をありがとうございます。
>海外の友達からお仕置き用のムチ…ケインって言う物を送っていただいて一回使ってからは相当痛かったようで素直になったようです。
お仕置きって、いたくないとお仕置きの役目は果たしませんものね。
>長女ちゃんもお仕置きされてるんでしょうか?
はい、お仕置きをしています。
今日も、教会から帰って来てから上着をきちんと片付けていなくてお仕置きをしました。

** ちばゆうちゃん
いつも応援のコメントをどうもありがとう。
ちばゆうちゃんもお仕事と主婦が大変だろうけれど、頑張ってね。
これから寒くなるから、健康には十分に気をつけてね。
Commented by まめ at 2012-11-28 23:14 x
次男さんには、イエスさまとあなた方ご家族がいるから大丈夫です。
次男さん、あなたが素晴らしい味方がいることは、幸せなことなんだということを本当に理解してくれることを遠くで祈っています。

私は、子に包丁をかざす親がいました。
そして、それを理由なのか、逃げなのか、いい年をして自分の根本がびっくりするほど冷たい部分を感じます。(それを言い訳にしているのかもしれません)

なので、次男くんの環境がうらやましいです。

実際にかかわっているご両親にはいろいろな御苦労があると思います。

でも、その気持ちをそそがれている次男さんは、ご両親や神様の愛を感じていると思いますよ。

次男さん、あなたの神様もご家族も本当の味方なんですよ。

…でも、今は自分の苦しみでいっぱいかもしれませんね。
…でも、今のあなたの人生を自分の人生と交換してみたいほどうらやましい人もいるのです。

応援しています。
Commented by chieko-2 at 2012-11-29 22:13
** まめさん
あなたは愛されています。
この世の誰も愛せない程、あなたは主イエス様に愛されています。
もしあなたの辛い過去がなかったら、あなたは主イエス様に出会わなかったかもしれません。
>いい年をして自分の根本がびっくりするほど冷たい部分を感じます。
私は、愛の溢れる家庭で育ちました。両親は自分よりも私を愛してくれました。
しかし、一人っ子だったので甘やかされ、自分を何者よりも上の存在として育ち、人の心を考えられない人間に育ちました。
私こそ、人の心を分からない冷たい人間性がチラホラみえる時があります。
でもそれも、主の愛で包み込まれると信じています。
まめさんの生きて行く中で、小さな事でも主イエス様の愛を感じる事があります様に。
主があなたを大きな愛で包み込んでくださいます様に。
アーメン
Commented at 2017-12-13 05:16 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by chieko-2 at 2017-12-13 21:28
** Mayuさん
こんにちは、コメントをありがとうございます。
昔の記事を読んでくださってうれしいです。
お子さんはいらっしゃいますか?
どんなことがあっても、私たちの主を頼れば、きっと私たちの行く道を見せてくださる。
本当に頼れる神様を持っているって、感謝なことですよね。
また遊びに来てください。


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