夜の8時ごろ、「リンドン」
母 = あれ、誰だろう。 三男 = 警察官だ。 子供達も私も玄関先に出ると、195センチ以上ある二人の警察官。 警察官 = **高校に行っている子供がいますか? 母 = はい。 警察官 = ちょっと呼んでください。 父 = 何かあったんですか? 警察官 = 携帯電話が盗まれたと届け出があったんです。その電話にGPSが付いていて、この家にたどり着いたんです。 父 = 次男、お前は携帯電話を持っているのか? 次男 = 拾った。 警察官 = 何処で。 次男 = 駐車場で。 母 = 駐車場って言ったって、高校の駐車場は車が2−300台駐車できるような所。駐車場の何処で拾ったの? 次男 = フットボール部のロッカーの前で。 母 = えっ? さっきは駐車場って言ったじゃないの。 警察官 = 彼女は学校のロッカーに入れたのに、それが盗まれたって届け出ているんだ。彼女は別に訴えはしないから、ただ携帯を返してくれたら良いと言っている。 母 = 彼女のロッカーから盗んだの? 次男 = 拾ったんだよ。 警察官 = 近頃の携帯はとても凄いのが出ているし、ちゃんと携帯のあり場所も知らせてくれるんですよね。 次男 = (携帯電話を警察官に渡す) 警察官 = これにカバーも付いていたんだけれど、カバーは? 次男 = 付いていなかった。 警察官 = 女の子用のカバーだったから捨てたんだね。 次男 = 僕は盗んでいない。拾ったんだ。 警察官 = 女の子の名前は**。知っているかい? 次男 = 知らない。 母 = 拾ったって言ったって、あなたの話が合わないじゃないの? 次男 = 彼女の名前も、彼女のロッカーのある場所も知らないのに。 警察官 = まぁ今回は良いです。その女の子も訴えはしないと言っていますから、でももし相手が訴えていたら君は今夜、監獄行きだよ。 警察官 = ちょっと君の話が合わないから、念のために君の免許証を見せてくれないか? 警察官は、次男の名前と免許証番号を書き留めました。 警察官 = 保護者の免許証も見せてください。 そして、警察官は夫の名前と住所、免許証番号を書き留めました。 警察官 = (次男に向かって)今回は、この子が訴えていなくてよかったね。(私達に向かって)じゃ、失礼します。 両親 = 。。。。(無言) 母 = この家庭につばを吐きかけて、警察官の帳面に名前を記されて、あなたの名前ばかりでなくお父さんの名前まで書き留められて、君はいったい何を企んでいるの?!!!! 次男 = 僕は盗んでいないよ。 父 = 本当か。 次男 = 僕は盗んでいないよ。 三男 = あのiPhoneは最新のiPhoneだよ。 母 = 拾ったって言ったって、駐車場って言ったり、フットボール部のロッカーの前って言ったり、全く話が合わないじゃないの。 次男 = フットボールが終わって、ロッカーから出てきて、駐車場に出たその所で拾ったんだ。 母 = じゃぁ、そんなに言えば良かったじゃないの。 父 = 一人でいたのか? 次男 = フットボール仲間がいたんだよ。 母 = 本当にそうなの? 次男 = 皆とロッカールームから出てきたら、駐車場に携帯が落ちていて、「これは誰の物?」って聴いても誰も知らないって言うから、『じゃ僕が明日学校に持っていくよ。』って事になったんだ。 母 = じゃ、そんな風にちゃんと説明をすれば良いじゃないの。あの警察官達は全くあなたの言い分を信じていなかったわよ。彼らはプロよ。プロだから人の嘘も見抜けるのよ。 その彼らが全く君の事を信じなかったのよ。ただ『今回は、この子が訴えていないから。』とだけ言ったじゃないの。 次男 = 別に良いさ。 父 = 何が別に良いのさ。 次男 = 僕は盗んでいないから、別に良いのさ。 母 = あなたの名前だけでなく、お父さんの名にも汚名を着せて、何を言っているの?! 次男 = 別に良いさ。 母 = 女の子は訴えていなかったから、今夜は監獄にいかなくても良かったけれど、あなたは一晩でも監獄に行くべきだわよ。 次男 = 、、、、別に。 母 = たった一晩でも、監獄って本当に酷い所なのよ。君の想像以上の所よ。あそこでは平気で強姦や暴行、たまには殺人もあるもの。 次男 = 、、、、。 母 = 人に話をする時には、きちんと順をおって話をするべきでしょ。 僕たちがフットボールの練習が終わって、皆でロッカールームから出てきて駐車場に出たら、携帯が落ちていたんです。僕はそれを手に取り、『誰の物?』と聞いても誰の物でもないと言ったから、『じゃぁ、明日僕が学校に持っていくよ。』と話が決まったんです。 もし僕の話が信用できなかったら、これらが一緒にいたフットボール仲間の名前と電話番号です。どうぞ彼らに聴いてください。 とちゃんと話をすれば良いじゃないの。 次男 = あっ、、、、、。 次男 = ごめん。(二階に上がっていく) そして一時してから、次男は三男を使って夫に二階の自分の部屋に来てくれる様に言いました。 母 = やっぱり盗んだのよ。あなたにそのことを言いたいのよ。 一時したら、夫と次男の笑い声。そして、二階から降りてきた夫が。 夫 = 次男が君にも二階に来て欲しいって言っているよ。 私 = 何で私が二階に行かないといけないの。次男が話があるんだったら、次男の方から私の所に来るべきでしょ。 そして次男が、自分の携帯電話を片手に二階から降りてきました。 次男 = 母さん、これが僕と友達のテキストだよ。 次男のテキストを見せてもらうと。 次男 = 今夜警察官が来た。あの拾った携帯の事で、僕が盗んだって言うんだ。 フットボール仲間 = えっ〜え〜。そうだったんだ。 次男 = コーチにでも渡せば良かったよ。なまじ僕が学校に明日持っていくって言ったから。 フットボール仲間 = そうだよな。あの時皆で話したんだよな。全く警察って信用をしてくれないもの。でも、何か僕に出来る事はない。 次男 = もう警察も帰ったし、女の子も訴えていないって言うから何にもならなかったけれど。本当だったら監獄行きなんだって。 フットボール仲間 = それは大変だ。でも、その時には僕たちが証人になったよ。 。 。 。 。 高校生のテキスト、永遠と話が続いていました。 母 = あなたが盗んだんではないのね。 次男 = 僕は盗んでなんかいないんだ。これで信用をしてくれる? 母 = あなたは日頃から、コミュニュケーションにかけるって言われているわよね。これがれっきとした証拠よ。 あなたの話は、とぎれとぎれで聴いている方がそれをつなぎ合わせていかないといけない。 話が合わないから又聞き返すと、『何で分からないんだ!』って怒りだすでしょ。 君の話はきちんとまとめて話をしないのよ。コミュニュケーションにかけているのよ。 プロの警察官も君を盗人として信じているでしょ。 コミュニュケーションって本当に大切な物なのよ。 君にいつも言っているでしょ。 次男 = はい、お母さん。 母 = 言葉には力があるのよ。でもその言葉を使うには、頭を使ってきちんと順をおって話をする事が大切なのよ。 次男 = はい、お母さん。 まぁ、警察官からは誤解を受けたままですが、今回の事で次男はコミュニュケーションはとても大切な物だと分かってくれたと信じます。 どんな事でも益に代えてくださる主に感謝です。 子供の躾に関しては だだこねマン (この中にもリンク先がついているので、そこも観てください。) その中の子育てメッセージ 始めてのお仕置き(お答え編) 子育てお答え編 次男へのお仕置き などを観てください。 人気blogランキングへ 応援のクリックをお願いします。
by chieko-2
| 2013-10-04 03:15
| 家族の出来事
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Comments(6)
息子さん、
しっかりした意見持ってはりますね~~♪゜・ きっと 素敵な大人に成長すると 思いますo(^・x・^)o
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chieko-2 at 2013-10-04 08:54
千絵子さん>
次男君は、口べたなんですね。 本人は何も間違ったことしてないから、逆に言い訳みたいなこといえないのかもしれません。 ホントに良いことしているのに、ホントへんなとばっちりにあいましたね。
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chieko-2 at 2013-10-05 06:48
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pooska
at 2013-10-05 07:29
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災難でしたネ。
「落ちている物には極力触れない」 ということを徹底したほうが良さそうです。 今回の女の子はわかりませんが、わざとそのように仕組み、通報したり訴えたりして、無実の人に冤罪を被せる…ということをして楽しむ悪者も少なからず存在しますから!
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chieko-2 at 2013-10-05 11:37
** プースカさん
本当に、「落ちている物には極力触れない」! これって大切ですねぇ。 そして、次男がすぐにコーチにでも言えば良かったんですけれどね。 そこまで頭が回らなかったんでしょう。 次回はちゃんと考えて行動をしてくれる事を望みます。
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