今長男は試練のまっただ中です。
長男はいたたまれずに、フットボールのヘッドコーチ(総監督)のところへ話しにいきました。 これが長男に取ったらとても勇気のいる事です。 何しろフットボールのコーチは『自分は王様』と思っている人が多く、なかなか話しにくいのです。 しかしその時、ヘッドコーチが長男、他のコーナーバック(長男のポジッション)がもう一回ミスをすればお前を使うよ。と言ったそうです。 母は、『もう一回ミスをすればって。』どんなミスをすればなの?あのコーチ連を信用できるのかしら?と疑問を持っていました。 そして、先週の金曜日。 高校フットボールがあった時、二人のコーナーバック(左右に一人ずついます)がミスをしっぱなし。 母は、ヘッドコーチが『もう一回ミスをすれば。』と言っていたんだし、二人ともこんなにミスのしっぱなしだから、ハーフタイム後は長男が出るかしら? なんて思っていましたが、長男は全く使われませんでした。 長男のチームはぼろ負けでした。 試合があってからの次の月曜日に、長男は再びヘッドコーチの所へ行き話をしました。 長男 = コーチ、先週の試合は、二人のコーナーはミスをしっぱなしでした。 僕は4年生で後輩達がミスをするのをベンチから見ているのはとても辛いです。 コーチは『もう1回他のコーナーがミスをすれば。』と言われましたよね。是非僕を使ってください。 ヘッドコーチ = あぁ、コーナーバックは自分の責任の範囲ではないから。 とただ長男を見ただけだそうです。 練習の時も、凄く良いタックルをすると、コーナーバックのコーチが 『素晴らしいタックルだ。タックルとはこういう風にするんだ。あぁ、、、長男かぁ。。』と言うらしいです。 長男 = もうコーナバックのコーチに話しに行きたくないしね。どうせ『長男、忍耐だよ。』って言うだけだって分かっているしね。 なんだかもう諦めぎみだよ。 と、深いため息。 母 = 全くの行き詰まりだね。 ヘッドコーチは、聞こえの良い事は言うけれど、実際問題になると長男を無視する。 コーナーバックのコーチは、あんなに他のコーナーバックがミスをしているのに長男を使おうとはしない。むしろ無視をしている。 長男、こんな時に長男の信仰がためされるんだよ。 人間の力では全く八方ふさがりの様に見えても、天の神様はきちんとご計画を持っていらっしゃるんだよ。 長男 = 分かっているよ。神様のご計画は素晴らしいってね。 でも、この金曜日が高校生最後のフットボールの試合なんだ。あのコーチの言い方からすると僕は絶対に使われないよ。 この4年間頑張って来たのに、こんな形で大好きなフットボールが終わるのか。と思うと無性に切なくなるんだよ。 主イエス様は僕を愛してくださっているんだろうか?こんなに辛い時をご存知なんだろうか? (涙を流す) 母 = もちろん長男を愛してくださっているよ。あなたがどんなに辛いかもご存知だよ。 長男 = うん、主イエス様は僕を愛してくださっているって信じられる。でも、今はどうして何もされないのだろう。 僕はロッカールームでも聖書を読むし祈りもする。チームメイトは全員が僕がクリスチャンだと知っているんだ。 『クリスチャンなのに、神様は救われないのか?』なんて思われているんだろうか。。 『全てが主イエス様のご計画であるならば、どうして何もされないのだろう。 僕の事を気にかけていてくださるんだろうか?主イエス様も僕の事を無視しておられるんだろうか。』と思うんだよ。 母 = 人間の考えと主イエス様のお考えと違う事が沢山あるよ。 (母は励ます言葉が見つかりません。) 父親 = 今日仕事に行く時に、素晴らしい話をクリスチャンラジオ番組でしていたよ。それを聞かせてあげよう。 とネットで調べて、その番組の話を親子3人で聞きました。 Aは神様をとても愛し、神様の事を他の人達に話す事が大好きでした。 ある日、Aの心に神様が話しかけられました。 君の友達の無神論者のBの会社へ行って、彼に私の事を話しなさい。 Aは、『もうすぐ復活祭も近づくし、これはちょうど良い。主イエス様はBを救われるご計画なんだ。彼をクリスチャンにされるんだ。 是非Bの会社へ行き、主イエス様の事を話そう。』ととても勇んでBの会社へ向かいました。 Bは自分のオフィスに一人でいました。 (これはちょうど良い!神様がこの時をくださったのだ。)と確信し、Bに主イエス様の話をしました。 A = もうすぐ復活祭がくるんだよね。良かったら教会に行ってみないかい。 B = 復活祭? それってイエスが生き返ったって祭りだよね。僕はそんな事は信じないから。 A = でもね、きちんと歴史的にも主イエス様が生き返ったって確信できる証拠が沢山あるんだよ。 B = あのね。僕は全くそんな事は信用していないから。僕はこの世に神なんていないって知っているし、教会に行くなんて時間のむだだね。 A = 、、、、。そうかぁ。。。 おっとぉ、もうこんな時間だ。そろそろいかなきゃ。じゃ、お邪魔しました。 といってBのオフィスを後にしました。 Aは考えました。 おかしいなぁ。あの時はしっかりと主イエス様がBのオフィスに行って私の事を語れ!と言われたと確信したのになぁ。 Bを救われるご計画ではなかったのかなぁ。どうして『Bのところへ行って私の事を語れ』と言われたんだろう? と、その答えが見つからず、何年も考えていました。 ある時、講演に行った先で一人の男性CがAに歩み寄りAの手を握りしめて 「Aさん、あなたは私の事は知らないと知っています。 でも、あなたのおかげで親子3人主イエス様に救われてクリスチャンになったのです。 私たちの人生は大きく変わりました。本当にありがとうございます。」 と言いました。 Cの話を見いて見ると。 私は仕事を解雇されてしまい、途方に暮れていたのです。 家族がいるからこのままではいけない、なんとか仕事を探さないと。とある新聞社に『何か仕事はありませんか?何でもします。』と聞に行ったのです。 そこの人は『タイルを貼った事がある?一つの部屋にタイルを貼らないといけないから、タイルが貼れるんだったらタイルはりの仕事があるけれど。』と言いました。 私は、『タイルは自分の家の台所しかはった事がないけれど、それで良かったら是非タイルをはらせてください。』とお願いしました。 Aさん、あなたがBさんのオフィスに来て、主イエス様の話をしている時に、私はBさんの机の下でタイルを貼っていたのです。 タイルを貼り終わったら、すぐに妻に電話をかけ『今度の日曜日は教会に行くから!』と伝えたのです。 そしてその時、私、妻、10代の息子の親子3人がクリスチャンになったのです。 Cの話を聞いて、始めて『Bのところへ行き、私の事を語りなさい。』と言われた意味が分かったのです。 神様は人間の考えないような事をされます。 父 = 長男、神様は全てを動かしておられる。 君の事ばかりでなく、君の周りにいる人達にも働いておられる。 もしかしてフットボールのチームメイトの誰かに、君を通して主イエス様のメッセージを伝えようとしておられるかもしれない。 母 = まだフットボールは終わりではないよ。主に期待をしよう。 長男 = うん、分かっているけれど。この金曜日で全ての試合が終わるんだよね。 母 = 信仰は、苦しくて行き詰まった時に現れる物だよ。主があなたの信仰を強めようとしていてくださるのかもしれないよ。 今は主のご計画が見えないけれど、主に期待しよう。 長男 = うん。そうだねぇ。。。 (返事が重い) そして昨日、高校最後のフットボールの試合がありました。 その話は次回の記事で。。。 人気blogランキングへ 応援のクリックをお願いします。
by chieko-2
| 2010-10-31 06:36
| 全能の主
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Comments(2)
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kattyan62 at 2010-11-01 00:45
度し難い人間ってアメリカにも居るんですね。
僕の息子が高校受験の時だったのですが、僕の意見で近くの高校を失敗しても良いからと担任に頼んだのに、彼は安全を見て遠い学校を受けさせたらしいんです。若い時の失敗は力になるからと説得したんですが、教師の面子があるらしいんですね。 近くの高校は定員割れで全員通ったって後で聞いて殴り込みしたかったなぁ〜
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千絵子
at 2010-11-01 10:28
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** かっちゃん
>度し難い人間ってアメリカにも居るんですね。 いますよぉ〜!!特にフットボールのコーチ蓮。 彼らは自分が一番フットボールの事を知っていると信じきっているんです。 中には本当に素晴らしいコーチもいるんですけれどね。 長男の高校1年生の時のコーチは本当に素晴らしいコーチでした。 でも、2年生から他の学校の校区になって、他の学校に変わったのでもちろんコーチも変わったのです。残念!! かっちゃん、キャベツ君がその家の近くの高校に通っていたら、彼の人生も変わっていたかもしれないと思うと、高校を選ぶ事も本当に大切ですよね。 それにしてもその先生、頭に来ますねぇ。 日本はそんな先生が多いのかなぁ。。。
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