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厄介者

あれから次男の反抗が続いていました。
全く口もきかないんです。
まぁ、「今日のご飯はおいしいね。」とか言って、夕食後の片付けなんかもするんですけれどね。

昨日は三女のセラピの日。
朝7時からなので、夫が三女を連れて行き、私は7時40分頃に家を出て三女を迎えに行きます。
と言う事は、次男が一人で家に残るんです。

私が家を出る時に、「今週のあなたの仕事は、外掃除でしょ。家中のゴミを集めてちゃんとゴミ箱の所に入れておいてね。」と言って出ました。

三女のセラピが終わって、三女を学校に連れて行って家に帰ったら、全ての部屋のゴミは片付けてあるのに3カ所のバスルームのゴミを片付けていない。
それに、彼のベットもきちんと片付けていない。
カチンと来た母。

その日は、次男の洗濯物はたたまず、彼の分だけどさっと彼のベットの上においていました。

三男と四男のテニスの試合(毎週水曜日にあるんです)が終わったのが6時半、家に帰るといきなり長女が走り出てきました。
お父さんと次男が口論をして、次男が「この家を出る!」と言ったそうです。
ガレージから台所に入ると、夫が次女の宿題を観ていましたが、何だかくら〜い感じ。
どうしたのかと聞くと。
「両親との交友関係を断ちたい。高校が終わったらこの家を出て行き、自分で働いて大学に出る。」と言ったとか。
「ふぅ〜ん、家を出ていっさいのお金をもらわず、大学に行く。たいした者じゃないの。もしできればね。」

一時夫と話をして、次男の部屋に上がっていきました。
次男は床に跪きベットに頭を伏せて祈っている様子でした。

母 = ハロー、次男。どうした。
と彼の肩に触れたら。
次男 = 触れないでよ!

そんな次男の言葉に揺るぐはずもない母。次男の肩に触れながら話を続けます。
次男 = 僕はお母さん達に取って、厄介者だって知っているよ。早く高校を出て、この家を出て行く様にするから。
母 = そうかぁ、なんでも、もうお母さん達と交友関係を断ちたいって聞いたけれど。

次男 = 別に話す事なんてないよ。
母 = そ。そうやって親を押しのけるのよね。

次男 = 母さん達は、僕の言う事を聞いてくれないじゃないの。
母 = 話さないと分からないでしょ。

次男 = 話そうとしても聞かないじゃないか。
母 = 話したら聞くわよ。

次男 = この前だって、僕の言う事を聞かなかった。
母 = 親に意見をされている時には、君が正しくても何も言うべきではないわよ。

次男 = 僕が正しくても言えない事自体がおかしい。
母 = 親から意見をされている時には、ただ黙って聞くべきでしょ。親に口論を仕掛けたら、反抗している事と一緒でしょ。

次男 = 僕は黙ってなんかいられない。きちんとその場で話がしたい。
母 = それは、君が『自分は正しい。』と言う自己主張をしたいからよ。親から言われたままで終わらすと、負けた気分になるから議論を仕掛けるのよ。親から意見をされている時には、何も言わないで黙って聞くのよ。

次男 = そんな事は出来ない。
母 = 『出来ない。』ではなくって『しない。』でしょ。君の意思でしないんでしょ。君はどうしても自分が勝ちたいから、どうしても黙っていられないのよ。

次男 = いつもお母さんは、「家の仕事は。家の仕事は。」って家の仕事ばかり言うじゃない。僕の話なんて聞いてくれた事がない。
母 = お母さんが「家の決められた仕事をきちんとしなさい。」と言わないと、君は全くしないでしょ。自分のするべき事をきちんとしてから文句を言ってくれない? 君は自分のするべき仕事もしないで文句ばかり言うじゃないの。

次男 = 僕はこの前、「隠し事をしている。」って言われた時に本当に腹が立ったんだ。
母 = 君が今隠し事をしていると言っていないでしょ。『いつも隠し事をしているから、つい癖でしてしまった。』って言っているんでしょ。

次男 = 僕は隠し事なんかしていない!
母 = 普通さ、卵をズボンのポケットに入れる? 誰がそんな事をする?普通、生卵をポケットに入れる行動を観ると、どう思う?おかしいとは思わない?

次男 = 思うけれど。あれはバカな仕草だと思うよ。でもしてしまったんだよ。
母 = だ、か、らぁ。日頃の行動が考えもなくつい出るって言っているのよ。何も考えないで体がそうしてしまったんでしょ。つまり、いつも隠し事をしているからもう行動が身に付いているのよ。
君が卵を1個食べようが3個食べようが、私に取ったら全然かまわないこと。ただ、君が生卵をポケットに入れた事がおかしいって言っているのよ。

次男 = 僕は近頃変わろうとしているのに、『隠し事の癖が。。』って言われたから本当に腹が立ったんだ。

母 = ついこの間、君のお父さんと話をしたのよ。『近頃の次男は変わってきているね。』ってさ。

次男 = どうしてそのことを言ってくれないの。どうして僕を励ます言葉を言ってくれないの? 僕は変わろうとしているのに、父さんと母さんは気づいてくれないとばかり思っていたよ。

母 = この10年の間、どれくらい君にだまされ、どれくらい君から裏切られたか数えようもないわよ。何回も何回も君の事を信じて、又ドッスンと床に叩き付けられてきたか。
だから今回も、君が変わってきていると見えていても、100%君の事を信じられないのよ。やっぱり心の何処かで、『又何かをやらかすんじゃないか。』って思う部分があるのよ。

次男 = でも、何も言ってくれないなんて。、、、、。
母 = ちゃんと皆の前で褒めているじゃないの。『夕食時の後、片付けるのはいつも次男。次男は家の長子として頑張っている。』ってね。

次男 = それは褒めていないよ。僕は変わろうとしているのに。
母 = 母さんが悪かった。もっとしっかりと言葉にして君に言うべきだった『近頃の次男は変わってきている。』ってね。 言葉ってとても大切なんだよ。私は君の心が読めない、きちんと話をしないといけないんだよ。
次男 = 僕は話そうとしたよ。

母 = お母さんが意見をしている時にでしょ。それは「話し合い。」とは言わずに自己主張をする「口論」って言うんだよ。親から意見をされている時には何も言わず、時間を空けて「あの時に母さんに言われた事には傷ついた。」って話せば良いのよ。
今だって君の気持ちを話している時に、「どうしてそんな言い方をするの。黙りなさい。」なんて母さんは言った? それとも話をキチンと聞いた?
次男 = 、、、、。

母 = どんな時にも、『時』って言うものがあるのよ。言って良い時と悪い時。黙る時。聞く時。ってね。今だったらいろいろな事が話せるでしょ。時を選ばないとね。口論を仕掛けて、自己主張をして、勝った気分になるのは良くないよ。
次男 = うん。

母 = それで、お母さん達との交友関係を断ちたいの? 
次男 = 、、、、。

母 = 主イエス様への祈りが聞かれたの?
次男 = 僕は本当に腹を立てていて、「今の状況から出してください。」って怒鳴ったんだ。

母 = 祈りってさ、きれいごとばかりじゃなくって、心の叫びで良いのよ。主イエス様は愛の神様だから、どんな時にも一番良い解決策を備えてくださっておられるのよ。
次男 = うん。。。。。

母 = お父さんにきちんと謝ってね。



子供の躾に関しては
だだこねマン   (この中にもリンク先がついているので、そこも観てください。)
その中の子育てメッセージ 
始めてのお仕置き(お答え編)  
子育てお答え編
次男へのお仕置き
などを観てください。



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by chieko-2 | 2013-09-20 05:34 | 子育て,子供の意見、しつけ | Comments(2)
Commented by MISSY at 2013-09-21 01:05 x
ちゃんと話し合えるというのはいいことですね。

子育ては大変ですね。特に思春期の男の子は。(ため息)

日記を読んで私も頑張ろうと思いました。
Commented by chieko-2 at 2013-09-21 02:21
**  MISSY さん
ミッシーさんのお宅も、男のお子さんがいらっしゃったんですよね。
特にニューヨークだと、なかなか難しいのじゃないですか。
男の子って、自分の殻に閉じこもりたがりますよね。
まぁ女の子もなんですが、そこを無理にでも親が割り込むってなかなか難しいです。
うちの子達は、小さい頃から子供達が何と言おうが、私が彼らの人生に割り込むと知っているので、その事だけは感謝です。
だって、次男の言動をみると、今を逃したら本当に彼と分かり合える時期ってないかもって思うんですよ。
だから、何と言われても私はどんどん彼の人生に割り込みます。


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